本書は定年後に限定して書かれた本ではありません。
しかし、50歳くらいから「ライフシフト」をした22人の実例の後にライフシフト実践のたmrの4つの法則がまとめてあり、興味を持って読んでみました。
ライフシフトを実践した22人の実例は資格を取得して新しい仕事を始めた人、移住して起業した人、ラーメン店を開業した人など様々で、各々ユニークなストーリーとして読むことが出来ました。
シニアプログラマーで有名な若宮正子さんの話もありました。
この22人のライフシフトの仕方を見るといくつかの共通パターンがあるとして下記4つの法則にまとめられています。
第1法則 5つのステージを通る
心が騒ぐ、旅に出る、自分と出会う、学びつくす、主人公になる
第2法則 旅の仲間と交わる
第3法則 自分の価値軸に気づく
第4法則 変身資産を生かす
常々思っていることですが、私の場合は心が騒ぐ。と旅に出る、つまり気になった新しいことをやってみる、というステージは通っていると思います。
問題はやはり自分と出会う、つまり自分はどうありたいのか、本当は何をしたいのかというステージがまだ不十分ということです。
本書の中では「自分の中にすでに出会うべき自分がいる」と書いてあります。
もちろんやりたいことがないわけではないのですが、まだ強く心を動かされることには出会っていない感じです。
まだしばらく新しいことにチャレンジしながら、第二の人生やっていくことを見つけたいと思います。