今年初めてのスタジアム観戦、ノエスタは桜が満開です。
昨年悲願の初優勝を遂げたヴィッセルは充実した補強をして、今年もまずまずのスタートを切りました。
スタメンはGK前川、DF酒井、山川、トゥーレル、初瀬、MF山口、扇原、宮代、FW武藤、大迫、佐々木です。
前半は後方から繋いでくるマリノスに対して、前からのヴィッセルの守備がはまり、優勢に試合を進めます。
ただ、サイドからのクロスはあるものの、中央の崩しが少ないためマリノスに守られてしまい、決定的なチャンスはつかめません。
殆どチャンスのなかったマリノスですが、終了間際にカウンターとセットプレーから決定的な形を作りますが、バーに嫌われて前半は0-0で終わります。
迎えた後半立ち上がり、マリノスがショートカウンターで右サイドからクロスを入れ、こぼれ球をアンデルソン・ロペスが押し込んで先制します。
その後ヴィッセルは山口の決定的なシュートをGKのスーパーセーブに防がれたり、エース大迫が負傷交代したりと嫌な流れになります。
しかし、大迫に代わってトップに上がった宮代が初瀬の左からのクロスをヘディングで叩き込んで同点に追いつきます。
その後もどちらも攻める好ゲームが続きますが、ワンプレーが試合の流れを決めてしまいます。
30分にヤン・マテウスに入った斜めのボールに飛び出した前川が一瞬遅れて足を引っかけてしまいます。
ギリギリエリア外でPKにはなりませんでしたが、前川は決定機阻止で一発退場してしまいます。
守りに入ったヴィッセルでしたが、ラインを下げ過ぎたところをヤン・マテウスの見事な左足のコントロールショットで勝ち越されてしまいます。
その後10人で猛攻をしかけ気持ちの入ったプレーを見せてくれたヴィッセルですが、追いつくことは出来ず、ホームで悔しい敗戦となってしまいました。
これで前節鳥栖戦に続き2試合勝利なしとなってしまいました。
この試合は負けてしまいましたが前半はヴィッセルが優勢で、退場がなければ勝つか最低でも引き分けられた試合でした。
大迫の怪我は痛いですが宮代がフィットしているので、ここで何とか踏ん張って惜しいところです。