NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

全くの素人が貸農園で野菜作りを始めるためには①

今回は私が貸農園を借りた時のことについて書いてみたいと思います。

貸農園での野菜作りはブームになっているようですが、やってみたいけれど中々始められない方も多いようです。

そんな方に少しでも参考になればと思って書きます。

 

とにかく場所を見つけるのが一番重要

私が今の市民農園を借りたのは2014年の3月ですが、その10年くらい前からやってみたいとは思っていました。

私の住まいは神戸市灘区ですが、その当時も神戸市北区や西区など車で1時間弱のところに貸農園はありました。

しかし、当時は少し遠いように感じて続ける自信がなかったため借りる決心には至りませんでした。

今の市民農園も車で40分ほどかかりますが、これ以上近い場所はないと思い借りることにしました。

自分で週1回通える範囲だと思うなら大丈夫だと思います。

今の市民農園はインターネットで見つけました。自治体のホームページでまとめて紹介している場合もあるようです。

料金は24㎡で6000円プラス堆肥使用料950円(共に年額)でかなり格安です。

私が兵庫県の農園をインターネットで調べた範囲では年額で1万円から5-6万円くらいが多いようです。

また、きちんと指導してくれることを売りにしている農園もありますが、個人的には特に必要ないと思います。

自家消費用なら本やインターネットで調べれば十分においしい野菜を作ることができます。

私の畑は24㎡で大体6m x 4mくらい、4つ畝が作れます。

これだけの広さがあると春と秋に多少の端境期がありますが、それ以外の時期は野菜に関してほぼ自給出来ている感じです。

私がどのような野菜を作っているかは次の機会に書いてみたいと思います。

 

1週間に1度通うことが出来ればやっていけます

貸農園で野菜作りをしていると話すと必ず聞かれるのは「どれくらいの頻度で通っているの?水やりはどうしているの?」ということです。。

多くの方が誤解されていますが水やりは大きな問題ではありません。

夏場でも1週間に1度水やりが出来れば十分ですし、逆に週の途中で雨が降った場合などは不要です。

露地栽培の場合は水のやりすぎは逆に根が張らなくなってしまうのでよくないようです。

唯一水やりが大切なのは植え付けや種まき後で、特に私のこれまでの経験では、ほうれん草などは種まき後に水をやってもその後1週間程度雨が降らないと発芽しない場合もあります。

その場合は天気予報を見て雨が降りそうな週に種まきするようにしています。

農園には既にリタイアした方も多くそういった方たちは頻繁に来られているようですが、私は現役で働いているので週1回しか行けません。

もちろん手入れも行き届くようになるし頻繁に行けるに越したことはありません。

しかし、週1回でも自分が食べるためなら、十分に美味しい野菜を作ることが出来ます。

 

最初に準備する道具はスコップ、鍬、長靴だけでOK

もちろん植え付けのための苗、種、肥料など必要ですが、用具関連ではスコップ、鍬、長靴をホームセンターで買えば十分だと思います。

農園では様々な用具、小型の耕運機まで使っている方などもいます。

しかし、最初は自分で調べながらやって、更に必要なもの、欲しいものが出てきたら買い足していけば十分だと思います。

 

以上、私が市民農園を借りて野菜作りを始めた時のことを思い出して書いてみました。

最大のポイントはやはり1週間に1度通える場所で貸農園を探せるかです

現在は貸農園も増えていると思いますので興味がある方は探してみてください。

グーグル検索で「貸農園」と「自分の住んでいる県、市」などを打ち込めば出てくると思います。

適当な場所が見つかったら後は思い切って借りる決断が出来るかどうかです。

私の場合は年間約7000円だったのでなのでダメだったらやめればいいと思って思い切りました。

思い切れるかどうかは費用にもよるかもしれません。

結果的に6年目に入っていて始めて本当に良かったと思っています。

 

以上、貸農園での野菜作りを検討している方の少しでも参考なれば幸いです。