昨日の富士フィルムカップを幕開けとして、来週いよいよJリーグが開幕します。
昨年は3位で今年はACLにも参加するヴィッセルはどうでしょうか?
まず、主力が殆ど残留してチームの骨格が殆ど変わらないというのは大きな強みです。
三浦監督も3年目を迎え、ポゼッションを基本にボールを奪われたらプレスをかけるというチームコンセプトはかなり浸透したと言えるでしょう。
ディフェンス陣ではフェルマーレンの抜けた穴が唯一の不安材料です。
穴を埋めるのは新加入の槙野ですが、小林や山川といった若手の成長にも期待したいところです。
中盤は扇原が加入して層が厚くなりました。
扇原はロンドン五輪代表で見たときに、個人的にはこれで日本代表の守備的MFは10年は決まりかと思った選手でしたが、その期待ほどには伸びませんでした。
しかし、そのセンス溢れるプレーはマリノスでも実証済みで、ヴィッセルではイニエスタ、サンペール、山口蛍などとの絡みが楽しみです。
また、郷家や中坂など生え抜きの選手たちの更なる飛躍にも期待したいところです。
前線は昨年途中で加入した大迫、武藤、ボージャンがチーム戦術にも慣れて、得点を重ねてくれると思います。
全体的にチームのバランスが良く、選手層も暑くなっています。