久しぶりにノエスタでの観戦です。
サガン鳥栖戦は2019年のホーム開幕戦で見に行きましたが、この時はイニエスタ、ビジャ、ポドルスキ、トーレスのワールドカップチャンピョン4人が出場した試合として話題になりました。
サガンは当時は下位でしたが、今はすっかりチームが変わって今年は3位につけています。
緊急事態宣言下のため観客は5000人に制限されており、前後左右の席が空いています。
少し寂しいですが、ゆったりと観戦することができます。
ヴィッセルはGK前川、DFは右から山川、菊池、フェルマーレン、酒井は紺シーズここまでフェルマーレン不在時以外はほぼ固定です。
MFはボランチがサンペールと山口蛍、右が郷家、左がイニエスタ、ツートップが古橋とドゥグラスです。
外国人選手が揃った現在、ベストメンバーと言えると思います。
前半1分、サガンにパスを繋がれて左サイドを突破され、前川のニアをやぶられいきなり先制されます。
その後ヴィッセルはボールは握りますがサガンのプレスが強くチャンスが作れません。
ようやく28分、サンペールの古橋への縦一本のパスがこぼれたところをドゥグラスが無人のゴールの押し込んで同点に追いつきます。
前半はこのまま1-1で終わります。
ビッグネームはいませんが、全員が良く動いてボールの動き、パスを繋いで攻めます。
流石3位のチームです。
特にヴィッセルの左サイドで右サイドバックがフリーになり、そこからのクロスでヴィッセルは何度も危ない場面を迎えますが、体を張った守りと相手のシュートミスにも助けられ何とか防いでいきます。
ヴィッセルはイニエスタの右からの見事なクロスを古橋がヘディングで決めますがオフサイド、また相手CKからのカウンターで古橋がGKと一対一になりますが、正面に蹴ってしまい決められません。
試合終盤にはようやくヴィッセルも相手を押し込みますが、CKからの菊池のシュートもうまくミートせずに結局1-1の引き分けに終わりました。
3位チームとの引き分けは結果としては悪くないし、負けてもおかしくない内容だったので仕方ないですが、やはりホームでは勝って欲しいところです。
開幕当初は守備が固くなり、運動量も増えたのですが得点力不足が課題でした。
今日は外国人選手も揃い攻撃力アップを期待したのですが、逆に運動量は少し落ちた感じでサガンのような運動量が多くプレスの激しいチームに苦戦した印象です。
これからどのようにバランスを取っていくかが課題だと思います。