NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

ヴィッセル神戸 vs 大分トリニータ@ノエビアスタジアム(2021年4月7日)

今シーズン初めてのノエスタでの観戦です。

ファンクラブ特典で1試合無料で見に行くことが出来るのでそれを使いました。

事前にオンラインで入場者登録を行い、入り口では検温とアルコール消毒がありました。

観客は5000人を少しこえたくらいでチャントは禁止、手拍子のみの応援です。

私は一番左端の席でしたが、右は5席ほど空いていて前列は誰もいませんでした。

 

ヴィッセルは前線からのハイプレスが浸透したため守備が安定して好調です。

この日もGKは日本代表に選出された前川、DFはレギュラーに定着した山川、菊池と小林の若い3人と不動の酒井で組みます。

MFはボランチのサンペールと山口蛍は不動、右が中坂で左が井上、ツートップはエース古橋と郷家です。

 

前半立ち上がりからヴィッセルがボールを握って攻め、失ってもハイプレスで奪ってトリニータを押し込みます。

ボール回しの中心のサンペールがボールによくさわってポゼッションを高めていきます。

11分には山口蛍の左からの斜めのクロスに走り込んだ古橋がバックヘッドで合わせてヴィッセルが先制します。

その後もヴィッセルがポゼッションしますが、トリニータも少しずつに押し返します。

ヴィッセルは一度ゴール近くでボールを失ってポスト直撃弾を浴びますが、前半のトリニータのシュートはこれ一本で、優勢に試合を進めました。

 

後半はトリニータが前に出てきたため徐々に押し込まれる展開になり、ヴィッセルはチャンスをあまり作れなくなります。

いつものようにサイドバック(特に左の酒井)があがってサイドを崩す攻めもなく、前線にドゥグラスもいないのでロングボールを蹴ってもマイボールにできないので、中々相手陣内でプレーできません。

しかし、トリニータの攻めにも迫力がないのとDF陣、特に成長著しい菊池の奮闘で得点を許さず、1-0で逃げ切りました。

 

これでリーグ戦は3連勝で3位に浮上しました。

しかし、この日の内容は今一つで不安が残ります。

前線の選手で古橋くらいしか得点の匂いがせず、得点力が不足しています。

ドゥグラスの復帰が待たれるところです。

また、今年は若手が育ってきてローテーションをしていますが、それでも代えのきかない山口蛍、酒井、古橋、郷家、サンペールなどは毎週2試合という状況で出場時間がかさんでおり、今後のコンディションが心配です。

この日は山口蛍と酒井の動きがいつも程でないように見受けました。

 

しかしながらイニエスタ不在の中で3位というのは今後に期待を抱かせます。

今週日曜日もホームノエスタでのエスパルス戦なので、4連勝して欲しいです。