いよいよ2020年Jリーグ開幕戦、ノエビアスタジアムに家族で観戦に行きました。
スタジアム広場の横には天皇杯とゼロックススーパーカップが展示してありました。
ノエビアスタジアムは今年からQRコードでの入場となったため入り口で行列になっていました。
新しい取り組みは良いのですが、利用者の利便悪化にならないようにして欲しいものです。
シーズンが始まってスーパーカップも勝って、ACLでも二連勝とヴィッセルは好調なスタートです。
この日のスタメンはGKは飯倉に代わって前川、ACLでベルマーレンが負傷したためDFは4バックで西、ダンクレー、大崎、酒井高徳、中盤は山口蛍、サンペール、イニエスタ、前線はACLからローテーションで右から郷家、藤本、古橋でした。
イニエスタ vs カズと騒がれていましたがカズはメンバーに入らず、中村俊輔はスタメン、松井はサブでした。
試合は予想通りヴィッセルがボールを握りますが、横浜はしっかりブロックを作って守り中々決定的なチャンスを作れません。
横浜は良い場所でボールを奪うと鋭いカウンターを発動し、前半24分に左サイドバックの志知が西を振り切ってセンタリング、こぼれ球をフリーの瀬古が決めて先制します。
志知は初めて見る選手でしたがスピードがあり左足のクロスも鋭く良い選手でした。
西は反則をしてでも止めるべきでした。
ヴィッセルはその後も攻めましたが得点は奪えず、0-1で終了しました。
後半はほぼハーフコートマッチの様相で、郷家、藤本を小川、ドゥグラスに代えて更に攻勢を強めます。
天皇杯のヒーロー藤本ですが、相手が引いてスペースがない状態では力が発揮出来ず、ノーインパクトでした。
ここは監督の選択ミスかもしれません。
その後ボールを奪われたカウンターからGKと一対一の決定機を作られましたが前川がビッグセーブで救います。
迎えた後半29分、サンペールの見事なスルーパスを古橋が左足で決めて攻め続けたヴィッセルがやっと同点に追いつきます。
その後はイニエスタの独壇場で右足のミドルシュートをバーに当てたり、左サイドから見事なドリブルでチャンスを作ったりしますが決められず1-1で終了しました。
引き分けに終わりましたが、ヴィッセルはチームとしての成熟度も上がり決して悪い内容ではなかったと思います。
後はACLとの絡みでどのようにメンバーのやりくりをしていくかが課題でしょうが、今年はjリーグでも上位に入って欲しいです。
横浜FCも規律の取れたきびきびとした良いチームで締まった好ゲームでした。
この試合はコロナウイルス対策でチャントが禁止され手拍子などのみの応援で、普段の試合ほど盛り上がりがなかったのが少し残念でした。
