Jリーグは2月26日に新シーズンがスタートし、ヴィッセルはリーグ戦2試合を1勝1分、カップ戦初戦勝利とまずますのスタートをきっています。
ACLで負傷したイニエスタがしばらく欠場するなか、今年のヴィッセルはどうでしょうか?
メンバーは去年までの主力が健在ですが、いくつかの変更がなされています。
GKは今のところリーグ戦は前川がレギュラーのようです。
DFはフェルマーレン、酒井は変わらず、CBは大崎に代わって菊池、右SBはレッズに移籍した西に代わって山川と若い二人が入っています。
MFは山口蛍、サンペールは昨年から不動でイニエスタに代わってヴェルディから移籍の井上が入ります。
FWはサイドにエースの古橋と郷家が入り、CFはドゥグラス、藤本、田中順也が固定されずに使われています。
ここまでの全体のパフォーマンスはかなりポジティブな印象です。
昨年のACLで経験を積んだ山川、菊池、郷家がスタメンに定着し、力を発揮しています。
移籍の井上もイニエスタの穴を埋めているとまで言えませんが、すんなりチームに溶け込んでいます。
またサブでも同じくACLで経験を積んだ若い佐々木や安井、移籍の増山などが交代出場でアクセントをつけています。
全体的に若返って選手層も暑くなった感じです。
また、守備が昨年よりかなり改善されています。
前線からのプレスも徹底されていて、昨年までのように簡単に失点する場面はなくなっています。
ここまで3試合で2失点という結果にも表れています。
課題はやはり得点力で、リーグ戦2試合で1点ずつしかとれていないというところに表れています。
古橋は今年も2桁は取りそうですが、それ以外にゴールを量産できそうなFWはいません。
また、今はイニエスタがいないので、ゴールチャンスもそれ程作れていません。
ここはやはりイニエスタの復帰待ちというところでしょうか。
ただ、チームのバランスは昨年までよりかなり良くなっています。
今年もフロンターレが圧倒的な強さを発揮しそうですが、ヴィッセルは2位グループ争いをしてACL出場を目指して欲しいです。
今年もスタジアムに応援に行きたいと思います。