NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

ヴィッセル神戸 vs ガンバ大阪 @ノエビアスタジアム (2019年8月2日)

先週のバルサ戦に続いてノエスタでの観戦、今回はフライデーマッチで金曜日の19:00キックオフです。

いつもと違い会社が得りに直接スタジアムに行きましたが、ビールを飲みながらのフライデーナイト観戦も良いものです。

 

フィンク監督就任後に復調したかに見えたヴィッセルですが、連敗で降格圏手前まで落ちてしまいました。

今節はホームで同じく下位のガンバ相手なので勝利が必要です。

ビジャが欠場のためFWは右から古橋、ウエリントン、小川のスリートップでイニエスタがトップ下、山口蛍とセルジ・サンペールがボランチという布陣です。

立ち上がりからヴィッセルがボールを握りますが、前半8分にカウンターで2列目から抜け出した倉田に見事なパスが通り、初瀬もラインを揃えられずGKとの一対一を決められてあっさり先制されます。

その後前半は一度ガンバに中盤でボールを奪われて決定的な場面を作らた以外は危ない場面はありませんでしたが、ヴィッセルもボールは保持しても決定的な場面はあまり作れず前半は0-1で終了します。

やはりビジャがいないと前線での動きが少なく、決定力も落ちてしまいます。

 

後半も同じような立ち上がりでしたが、8分に中盤でボールを失ってカウンターを受け、中盤が戻り切れずパトリックにGKと一対一を決められて0-2とされます。

カウンターを受け、守備のもろさから失点するというヴィッセルの典型的な負けパターンです。

ガンバは1000試合出場の遠藤をパトリックに代えて投入し、試合を終わらせにかかります。

ヴィッセルはその後2トップにして攻めますが、逆にカウンターで危険な場面を作られるなど敗色濃厚でした。

しかし、これまでも何度かチャンスを作っていたイニエスタから古橋のパスで古橋が倒されてPKを獲得、イニエスタのPKは一度GKにはじかれますが、イニエスタが落ち着いてトラップしてボレーで決めて1点返します。

そこからヴィッセルは怒涛の攻めでついに39分、左からの初瀬のクロスが流れたところを交代出場の西が拾ってDFラインとGKの間に絶妙のクロスを入れ、これを同じく交代出場の増山がヘッドで押し込み同点に追いつきます。

その後はノーガードの打ち合いになりどちらもチャンスを掴みますが、ヴィッセルは終了間際のGKと一対一のシュートもバーに当ててしまい、試合は2-2で終了します。

 

最後のヴィッセルの追い上げで試合は盛り上がり、同点に追いついて勝ち点が取れたことは良かったですが、ホームで勝てなかった事は痛かったと言わざるを得ません。

やはり簡単にピンチを招き失点してしまう守備のもろさは致命的で、これが改善されないと安定して勝ち点を積み上げるのは難しいと思います。

この試合でデビューしたGK飯倉や元バルサフェルマーレンなど、デフェンス陣を何人か補強しましたが、守備の脆さは後ろだけの問題というよりは守り方の約束事にあるので、これがどれだけ改善されるかが今後のポイントでしょう。