NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

ヴィッセル神戸 vs 浦和レッズ @ノエビアスタジアム (2019年8月17日)

お盆休みも終盤に入った8月17日のナイトゲームを家族で観戦に行きました。

19時キックオフですが、まだかなり暑く選手には厳しいコンディションです。

 

ヴィッセルはビジャに続いてこの試合はウエリントンも欠場のため、古橋と田中順也のツートップです。

ディフェンスはベルマーレンが入った前節から採用しているスリーバックで直前に移籍してきた酒井高徳が左ウイングバックに入りました。

 

立ち上がりからヴィッセルがボールを握り、レッズは前線からプレスをかけていく展開です。

徐々にヴィッセルがレッズゴールに迫って両サイドを突破しますが中で合わなかったり、イニエスタのCKからベルマーレンの高い打点のヘディングシュートがポストを叩いたりしてチャンスを生かせません。

しかし、このまま終了かと思われたロスタイムにヴィッセルがカウンターから先制します。

イニエスタの縦パスを受けた田中順也がディフェンスを外して持ち込んで左足で強烈なミドルシュート、GKが弾いたところを古橋が押し込みます。

ヴィッセルが良い時間に先制して前半を終了します。

 

後半立ち上がりはレッズが押し込みますが耐えたヴィッセルは14分に追加点を奪います。

サンペールの右サイドへの浮き球のパスを西が頭で田中順也に落とすと、ペナルティエリアに入ってきた山口蛍にパス、落ち着いてディフェンダーをかわして右足で決めます。

その後もペースを握ったヴィッセルは41分にイニエスタの縦パスから田中順也が倒されてPKを獲得、イニエスタが右隅に決めて3-0とします。

レッズに殆ど決定的なチャンスを作らせないままヴィッセルが久しぶりに完勝しました。

 

完勝の要因はやはりスリーバックで守備が安定してきたことが大きいと思います。

中央の大崎に多少危なっかしいプレーがあったりまた簡単なフィードのミスがあるのは不安ですが、全般的には安定感がありました。

ヴェルマーレンは対峙するFWに食いつき過ぎるきらいがあり裏を取られることもありましたが、フィードも含めて安心して見ていられるしヘディングの高さは攻撃時も含めて武器になります。

昨年までいたバルサでは3試合くら出ると必ず怪我をしていた印象があるのでそれだけが心配です。

初出場の酒井高徳は左サイドで上下動を繰り返し、守備では対面の関根に苦労する場面もありましたが、特に攻撃で存在感を見せていました。

イニエスタ、サンペール、山口蛍で組んだ中盤も非常に良かったです。

イニエスタは相変わらず自在なパスで攻撃を構築していました。

これまでは疑問符がつくことも多かったサンペールも、この日は中盤の底に入って長短のパスを駆使してゲームを作っていました。

そしてツートップは前半から良く動いてボールを引き出していました。

古橋は持ち味のスピードを生かしてチャンスを作っていました。

そして普段試合に出ることがあまり多くない田中順也はゴールはなかったものの3点に絡みMOMと言える活躍でした。

 

8月は次週はアウエーでサガン戦、その次はホームのコンサドーレ戦です。

9,10月はラグビーワールドカップ開催でアウエー戦が増えるので、ここで連勝して降格争いから抜け出て欲しいものです。