今週ヴィッセルはグランパスとの残留圏争いのアウエーゲーム、DAZNで観戦しました。
久しぶりに見るグランパスの試合でしたが、玉田がまだ現役で活躍していることに驚きました。
前半試合は圧倒的にヴィッセルのペース、イニエスタからの空間を利用した見事なパスをポドルスキが決めて先制しました。
ヴィッセルはリージョ監督の戦術がだいぶ浸透してきたようで、以前のようにただパスをつなぐだけでなく、イニエスタを中心にバイタルエリアのギャップにポジションをとってパスを受ける選手が出てきてチャンスを沢山作っていました。
また、グランパスのバイタルでの守備が甘かったことも前半のヴィッセル優勢の大きな原因でした。
しかし決定力の無さは相変わらずでチャンスに決められず1-0で前半を終了しました。
そしてそのつけを後半早々に払うことになり、一本のパスで抜け出した玉田に左サイドの角度のない所から決められて同点に追いつかれてしまいます。
その後ホームで勝たなければいけないグランパスが前がかりになり、ヴィッセルの運動量も落ちたことから優勢に試合を進めます。
しかし終了間際に縦パスで右サイドを抜け出したポドルスキがまさにワールドクラスの強さと左足を見せつけて右隅に強烈なシュートを叩き込み勝ち点3をもぎ取りました。
ヴィッセルは決定力不足や後半運動量が落ちて攻撃を受けてしまうという課題は相変わらずですが、リージョ監督就任以来試合内容は明らかに改善しています。
今回の勝ち点3でかなり残留が見えてきたので時節のホーム線で勝利して残留を確実なものにしてもらいたいです。
逆にグランパスはベテラン玉田は得点以外にも惜しいシュートが何度かあり頑張っていましたが、チームとしての守備など課題が多いようで残留に向けて厳しい戦いが続きそうです。
来週はいよいよノエスタでのヴィッセル vs サガン戦を現地観戦します。
サガンも今週最下位長崎に勝って降格圏を抜け出したようで、共に残留に向けて熱い戦いが期待できます。