NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

神戸でイニエスタ、トーレス、ポドルスキを生で見られる日が来るとは・・・

11月10日、ノエビアスタジアムヴィッセルvsサガン戦を観戦に行きました。

イニエスタトーレスポドルスキ、3人のワールドカップチャンピオンを神戸見られる日が来るとは思いませんでした。

 

14時キックオフなので、12時半くらいにスタジアムに到着してグッズ売り場などをブラブラしました。

その時点でイニエスタトーレスのコラボグッズは完売です。

スタジアムに来る人はユニフォームやTシャツ、タオルマフラーなど何らかのヴィッセルグッズを身にまとっているし、この日もグッズは相変わらず良く売れています。

最近はプロ野球もユニフォームを着て観戦する人が多いし、改めてスポーツ観戦におけるグッズ販売が大きなビジネスになっていることを認識しました。

 

試合はイニエスタトーレスポドルスキの3人が先発、順位的には残留争いですがお互いに勝ち点が必要なので熱い試合が期待できます。

神戸はいつも通りポドルスキがキャプテン、サガンはこの日はトーレスが腕章を巻いていました。

 

キックオフ直後はサガンが勢いよくヴィッセル陣内に攻め入りましたが、その後はヴィッセルがボールを保持する展開になります。

ただ、前節のグランパスと違ってサガンは守備に組織がしっかりしていて中盤でのチェックも厳しく中々バイタルエリアに入っていけません。

ヴィッセルが攻め続けながらも決定的なチャンスはあまり作れない前半でした。

ただ、中盤の攻防は激しく見どころはある試合でした。

 

後半に入ると勝たなければ残留が厳しくなるサガンがロングボールも使って前に出てヴィッセルが押し込まれる場面が増えてきました。

決定的なチャンスはそれ程作られませんでしたがセカンドボールを拾われては波状攻撃を受ける場面もあり、前半とはかなり違った内容となりました。

ヴィッセルも反撃し、イニエスタも絡んで左サイドを崩しポドルスキの左足のシュートがゴールポストを叩いた場面が両チームを通じて最大のチャンスでしたが、最終的には両チーム共に得点が奪えずスコアレスドローでした。

勝ち点が必要な両チームが必死にゴールを目指したのでつまらない試合ではなかったのですが、やはり両チームともに攻撃面でインパクトに欠けて全般的に今一歩という試合でした。

 

ワールドカップチャンピオンの3選手ですが、まずトーレスは前半はほとんどボールが回ってこず、後半は少し下がってボールを受けて攻撃の起点にもなりましたが70分過ぎで交代し不完全燃焼という印象でした。

イニエスタは何度かバイタルエリアでボールに絡んでチャンスを作りましたが、サガンのチェックに苦しんでボールロストやパスミスも多く、日本に来てから私が見た試合では最も出来が悪かった印象です。

ポドルスキは惜しいシュートも何本か放つなどヴィッセルの殆どのチャンスに絡み、また非常によく走ったりチームを鼓舞したりするなどキャプテンとして素晴らしいプレーを見せてくれました。サポーターも彼のプレーには非常に満足しているようでした。

 

この試合の引き分けでサガンは残留が厳しくなったようです。

ヴィッセルはこの試合勝てば残留決定でしたが、引き分けでもかなり残留に近づいたようです。

残り二試合、今年は何とか残留してイニエスタとリージョ監督が2年目となる来年は更に良いサッカーを見せて欲しいと思います。