NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

私がいかにして市民農園で野菜作りを始めたか?

今回は,改めてですが私が市民農園を借りて野菜作りを始めることになった経緯について書いてみたいと思います。

私が今の市民農園を借りたのが2014年の3月です。

でもその10年以上前、今のように貸農園での野菜作りがブームになる前からやってみたいと思っていました。

小学生の頃、植物を育てるのが好きだったことも影響しているのかもしれません。

実際に調べてみて神戸市でも西区や北区に貸農園があることも解っていました。

でも、少し遠すぎるとか、現役で仕事をしているのに続けられるだろうかなど自分で理由を探してなかなか始められずにいました。

その考えが変わるきっかけになったのは東日本大震災です。

当時仙台に単身赴任していて職場のビルの11Fで被災しました。

ものすごい揺れが数分間続いたので本当にここで死ぬのだと思いました。

それからしばらくして少し落ち着いてからこれまでの人生を振り返って、自分がやりたいと思ったことは取り敢えず初めてみようという気持ちになりました。

単身赴任が終了してしばらく、たまたまインターネットで今の市民農園を見つけたのです。車で30分くらいかかる場所でしたが取り敢えず見学に行き、すぐに契約することにしました。

あれからもう5年たちますが、あの時に決断して本当に良かったと思っています。

ただ、農園での野菜作りは続かない人もいるようです。

例えば釣りなら行きたくなければ行かなければいいのですが、野菜作りは収穫や水、肥料やり、雑草取りなど最低でも週一回は行かなければなりません。

そういった意味では趣味というより週一回、半日の仕事という感じになります。

私にとっては土曜日の午前中の畑仕事はオンとオフの切り替えという点からも有意義ですが、毎週の仕事になると嫌になってしまう人がいるのも理解できます。

ただ、私びとっては市民農園はサードプレイス的な意味合いも強く、本当に始めて良かったと思っています。

その他、市民農園を借りるに至った気持ちの変化やその後の経緯など色々あるのですが、それは追々書いていきたいと思います。