イニエスタがヴィッセルに入団し、ファンクラブの会員になって以来2試合目の現地観戦、今日の相手は最下位の長崎です。リージョ監督の初采配、負傷明けのイニエスタはベンチスタートでした。結論から言うと1-1のドロー、結果として不満足ですが今後への期待と不安を共に感じさせる内容でした。
良かった点としては選手の配置を変えて立ち上がりからかなり押し込み何度もチャンスを作った点、しかしカウンターであっさり失点するという悪癖は相変わらずです。
それでも前半のうちに同点に追いつき、後半も得点は奪えませんでしたが相手は最下位とはいえほぼハーフコートマッチに押し込んだというのは新監督の船出としては最低限の評価を与えて良いのではないでしょうか。
課題の第一は得点力、これは見た試合ほとんどですがイニエスタがいくらチャンスを作っても得点が入りません。
前線に得点力が足りなければ更にチャンスをつくる必要がありますが、センターバックとボランチから効果的な縦パスが出ないために横パスが多く単にポゼッションしているだけ、悪い時のバルサのような状況です。
今年は現有戦力でやっていくしかないので、リージョ監督がどのように手を打つかがポイントです。
次回の観戦予定はは11月10日のサガン鳥栖戦、イニエスタとトーレスの対決です。
サガンも厳しい状況なので残留争いになっているかもしれませんが、とりあえずヴィッセルにはなんとか残留してもらいたいと思います。
個人的にはここ数十年のヨーロッパサッカーのファンでJリーグはあまりフォローしていませんでしたが、改めてスタジアムに足を運んでみると様々なファンが足を運んでおり、Jリーグが根付いていることを感じました。今回FC指定席の隣は20代くらいの女性が一人で見に来ていたし、帰りの電車には長崎サポーターの年配の男女が載っていました。
今後もヴィッセルを応援したいと思います。