仙台でのベガルタとヴィッセルの試合をDAZNで観戦しました。
東日本大震災が起こった3月11日の前日の試合、仙台、神戸ともに震災の被災地ということで試合前にはセレモニーも行っていました。
個人的には阪神大震災は神戸転勤半年後、東日本大震災は仙台に単身赴任時に被災しているので両チームに思い入れがあります。
試合ですがヴィッセルはサガン戦と同じメンバーでビジャがワントップでトップ下イニエスタ、左が古橋、右がポドルスキーで山口蛍と三田がボランチという布陣です。
立ち上がりは特別な一戦に対する気持ちを感じるベガルタが非常に良い入りを見せます。パスをつないでくるヴィッセルのボールを奪うとカウンターを発動しチャンスを作ります。
前半12分にCkからリーガエスパニューラのレバンテでもプレーしていたシモン・マテのヘディングで先制します。
ベガルタは対上がり、スピード感のある良いサッカーをしていました。
ヴィッセルも徐々に盛り返し、前半32分に敵陣でボールを奪った山口蛍がイニエスタに送り、ヒールの戻しを古橋へ、古橋に落としをイニエスタが見事に相手をかわしながら左サイドからセンタリング送る古橋が頭で決めて追いつきます。
ヴィッセルが目指すパスサッカーが凝縮したようなも事な得点でした。ベガルタの守備が甘かった訳ではなく、防ぎがたい得点だったと思います。
その後も両チームが攻撃的なサッカーを展開して見ごたえのある前半が終了しました。
後半立ち上がり1分、イニエスタから左サイドを走る古橋にスルーパス、古橋が折り返すと中でビジャが見事なダイレクトシュートで勝ち越します。
ビジャのまさにワールドクラスのゴールでした。
更に19分に相手のパスをカットした後イニエスタが持ち込んで右のポドルスキにパス、ポドルスキが中に折り返したボールが相手DFにあたってオウンゴール、ヴィッセルが3-1とリードします。
その後、両チームともチャンスを作りましたがスコアは動かず3-1でヴィッセルが勝ちました。
開幕3試合目ですがヴィッセルは連携もよくなり、今後に期待が持てる内容でした。
ビジャ、イニエスタは相変わらず好調、ポドルスキも状態が上がってきたようです。
日本人選手も古橋は前線でよいアクセントになっており、山口蛍が入って中盤の守備もかなり安定したと思います。今後に期待が持てる内容でした。
ベガルタも気持ちの入った良いプレーをしていましたが、少し雲もなかったと思います。これから頑張って欲しいと思います。