NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

ヴィッセル神戸 vs ガンバ大阪@ノエビアスタジアム(2020年7月26日)

開幕戦以来のノエビアスタジアムでの観戦です。

新型コロナウイルス対策で入場時に検温とアルコール消毒、観客席は左右3席ずつ、前後は一段あいていました。

声を出しての応援は禁止です。

 

ヴィッセルはここまで9位と可もなく不可もなくという成績、前節のアウエーでのセレッソ戦も良い試合でしたが、なかなか得点が取れません。

ガンバは3連勝と好調です。

 

ヴィッセルは守備陣では今節、西がメンバー外で藤谷が右、ベルマーレンが復帰して大崎とCBコンビを組み、左サイドは酒井高徳です。

中盤はサンペールがやはりメンバー外で代わりにこれまで良いプレーを見せている若い佐々木が入りました。

前線は右から小川、ドゥグラス、古橋です。

 

ヴィッセルボランチに入った佐々木がボール回しにうまく絡めずいつものようなリズムが掴めません。

絶妙のポジションに入ってボールを受けて散らしていくサンペールとの差は歴然です。

また、藤谷が入った右サイドが不安定で何度かこちらから攻められます。

15分過ぎに山口、佐々木のダブルボランチイニエスタをトップ下のような形にしてから少し落ち着いてボールが回せるようになります。

しかし、ここまでの試合と同様、ドゥグラスと周囲のコンビネーションが悪く、またガンバの守備がソリッドで安定しており得点機が作れません。

ガンバもビッグチャンスは作れずに前半は0-0で終了します。

 

後半も同じような状況でしたが、17分に一瞬の隙をつかれて左サイドに縦パスを通され、先制点を許します。

直後に佐々木に代えて郷家が入り、郷家が前線で良く動いてボールに絡みヴィッセルが猛攻を仕掛けます。

しかし、イニエスタのスルーパスから古橋の決定的なシュートは東口のビッグセーブで防がれ、これもイニエスタのパスから右サイド深く切れ込んだ小川のクロスは中で合いません。

得点が奪えないでいると宇佐美にゴラッソを決められて0-2で終了しました。

 

ボールは保持しているが決定的なチャンスが作れずにいるうちに少ないチャンスをものにされ、前に出てチャンスは作るが決められずにいると逆襲でダメ押しをされてしまうという、昨年までの悪い時のパターンそのものでした。

ビジャの後釜と期待されるドゥグラスが周囲との連携がまだ確立されておらず、全く力を発揮できていないのは痛いところです。

今のところ、得点の匂いがするのは前線で良い形で古橋にボールが渡った時だけです。

また、この試合では改めてサンペールの存在の大きさが確認された気がします。

サンペールがいればイニエスタもより前線に近い場所で仕事ができます。

自薦はアウエーの札幌戦ですが、一週間あくのでベストメンバーで勝って欲しいです。