NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

ヴィッセル神戸 vs 柏レイソル@ノエビアスタジアム神戸(2023年8月19日)

夏休みのノエビアスタジアムは試合開始前から家族連れで賑わっていました。

スタジアム前の芝生広場ではビアガーデン開催

また、試合前とハーフタイムには大阪出身のシンガーソングライター有華さんのパフォーマンスがありました。

試合前のパフォーマンス

ヴィッセルのスタメンはGK前川、DF酒井、大崎、トゥーレル、初瀬、MF斎藤、山口、佐々木、FW武藤、パトリッキ、汰木です。

前節途中交代の大迫はベンチ、また長く負傷で休んでいた山川がベンチに戻ってきました。

夏のナイトゲームは素晴らしい雰囲気です

 

前半は柏が主導権を握ります。

ヴィッセルはトップがパトリッキ、トップ下が佐々木のような形ですが、前線にボールが収まりません。

前回スタジアム観戦した札幌戦と同様、大迫不在にも関わらずロングボールを蹴るのですが、前線で勝てないので攻撃になりません。

パトリッキを真ん中においてなぜこのような戦い方をするのか疑問です。

唯一のチャンスは初瀬のFKからの斎藤のシュートですが、DFのブロックにあい、更にこのプレーで斎藤が負傷で扇原と交代します。

これでツーボランチロンドン五輪日本代表の山口と扇原になります。

扇原に期待したかったのですが、久しぶりの出場のためか試合にうまく入れません。

柏は左サイドで起点を作り、何度かチャンスを作ります。

そして終了間際にその左サイドを崩して細谷の見事なコントロールショットで先制します。

 

後半は大迫が出てくるかと思いましたが、メンバー交代はありません。

ただFWの並びを右からパトリッキ、武藤、汰木に代え、中盤も佐々木が左サイドに出ます。

武藤が広範囲に動き、更に左サイドで初瀬、佐々木、汰木が絡んで攻めに出て、前半より柏を押し込みます。

迎えた60分、大迫が横浜FCから移籍の新井が汰木と佐々木に替わって入ります。

大迫は今週トレーニングが十分できず、30分限定だったようです。

機能していた左サイドの二人を何故下げるのかと思いましたが、替わった新井は左サイドに入り、独特のリズムとキープ力で左サイドの起点になります。

迎えた82分、左サイドからの初瀬のFKを大迫がヘディングで叩き込み、追いつきます。

その後も攻めましたが追加点は奪えず、1-1で引き分けました。

 

勝ったマリノスに首位を奪われましたが、それ以上に今後に不安を残す試合となってしまいました。

攻撃が相変わらず大迫頼みで、不在時の攻めの形が全くできていません。

監督の戦術の引き出しの少なさがここにきて出てしまっているような気がします。

改めてイニエスタをあのような形で退団させて良かったのか、夏場以降を見据えてもう少し試合で使ってプランBのオプションを考えるべきではなかったのか・・・、今更言っても仕方ないですが。

また、ここまでチームを支えた斎藤美月が全治1年の重傷を負ってしまいました。

チームにとってももちろん痛いですが、とにかく斎藤選手の回復を祈りたいと思います。

新井の活躍や山川の復帰は心強いですが、斎藤の負傷もあったので中盤から前は再度の補強が必要になったような気がします。

何とかマリノスに食いついていってもらいたいです。