台風7号が通過した翌日、また暑くなるという予報なので屋内イベントの「南山城特別展」に行ってきました。
奈良には三宮から阪神電車に乗れば近鉄に直通で、お乗り換えなし1時間20分で着きます。
近鉄奈良駅からはバスに乗りましたが、多くの外国人が乗っていました。
改めてインバウンドが復活していることを実感しました。
南山城特別展は、京都と奈良の境に位置する南山城に点在する仏像を中心とする至宝を集めた展覧会です。
これだけの仏像が一堂に集まることは珍しいそうです。
薬師寺の如来像、禅定寺の十一面観音など見事な仏像が沢山展示してありました。
また浄瑠璃寺の薬師如来全像と、今は東京に展示されている十二神将が140年ぶりに一緒に展示されるというのも今回の目玉でした。
仏像はお寺の中だとどうしても薄暗い中で見ることになりますが、博物館だと
とてもクリアに見ることができます。
明治時代の最初に日本各地で多くの仏像が取り壊されたと聞きますが、それでもこれだけ立派なものが沢山残っていることに感心しました。
博物館で鑑賞を終えた後は奈良公園内を歩いて東大寺まで行ってみました。
奈良公園は外国人だらけで、鹿に餌をやっているのは殆ど外国人でした。
17時までで閉館間際でしたが、まだ多くの環境客が訪れていました。
阪神電車を使えば日帰り観光でも結構時間が使えることが分かったので、また秋には奈良に来たいと思います。