ヴィッセル神戸の初タイトルに向けての一戦を観戦にノエビアスタジアムに行ってきました。
今回は天皇杯なのでチケットを取る際はファンクラブメンバーという事はまったく優遇されず、一斉販売でした。
やはりチケットは大人気でバックスタンドエスパルス側の自由席しか取れませんでした。
14時7分キックオフで自由席なので12時20分頃にスタジアムに着きましたが、既に入場には長蛇の列でした。
入場まで20分ほどかかりどうなることかと思いましたが、49列と遠からず近からずでピッチ全体が良く見える席に座ることが出来ました。
ヴィッセルは今季で引退するビジャがコンディション不良で欠場でしたが、それ以外は最近のベストメンバーでした。
試合はヴィッセルがボールを握ってスタートしますが、一発勝負の緊張感か、或いは久しぶりで試合勘が鈍っているためかミスが多くリズムが出ません。
頼みのイニエスタもパスミスが目立ち、らしくないプレーが続きます。
対するエスパルスは動きにキレがあり、ハイプレスでヴィッセルのボールを奪ってゴールに迫ります。
13分右サイドで西のパスを受けてDFの股の間を狙った左足のシュート、ちょうど真横で見ていたので一瞬サイドネットに見えましたが右隅に見事に決まり先制します。
続いて33分、左サイドを突破した酒井高徳のグラウンダーのクロスを田中順也が右足で押し込んで追加点を取ります。
エスパルスもめげずに攻め続け、38分にドゥグラスの見事な左足シュートで一点を返します。
前半出来が良かったのはエスパルスでしたが、ヴィッセルが効率的に点をとってリードして前半を終わります。
後半もヴィッセルがボールを握ってスタートしますが、エスパルスはかなり飛ばしたためか前半程プレスがかからず、ヴィッセルがリズムに乗ります。
中々追加点は取れませんでしたが33分に左サイドでイニエスタのパスを受けた古橋が右足でグラウンダーのシュートを決めて勝負を決めます。
その後のエスパルスの攻撃をいなし、3対1で勝利をおさめます。
スコア的にはヴィッセルの完勝でしたが、前後半に一回ずつDF間のミスで迎えた1対1のピンチをGK飯倉がスーパーセーブで防がなければどちらに転んだか解らない試合でした。
エスパルスは決定力不足に泣いた形でした。
次はいよいよ新国立のこけら落としとなるアントラーズとの決勝戦です。
ビジャも復帰して是非初タイトルを取ってもらいたいです。