少し前ですがヴィッセル神戸が元スペイン代表、元バレンシア、バルセロナのダヴィド・ビジャとセレッソ大阪の日本代表山口蛍の獲得を発表しました。
相変わらず積極補強です。
今年の後半に見た数試合でも決定力不足は明らかで、志向しているパスサッカーに合うビジャの獲得は理にかなっていると言えます。
ただ、MLSでは結構活躍していたようですがもう36歳なのでそこは少し気がかりです。
山口蛍はバルサ型ポゼッションサッカーの肝であるボランチのスケールアップが目標だと思います。
ただ山口蛍はどちらかと言えば守備的な趣のあるボランチで、そこはイミエスタなどとプレーする事でパス能力などがレベルアップするかなど興味のあるところです。
アジアNO1クラブを目指しての積極的な補強はサポーターとしてもありがたいところです。
しかし久しぶりに今年の後半jリーグを観戦してもった感想としては、これで大きな躍進が期待できるほど甘くはないだろうということです。
実際にスタジアムで観戦した長崎、鳥栖などは下位チームであってもかなりソリッドなサッカーで容易に勝つことはできない印象でした。
その他最終的に下位だった横浜FM、湘南、柏などもテレビ観戦した際にはかなり各々個性のあるからい良いサッカーをしていました。
Jリーグの全体のレベルが上がっているということでしょう。
また、上位チームに目を向ければ川崎はヴィッセルが目指すパスサッカーを既にかなり高いレベルで完成させており、今年の試合を見た限りでは容易に追いつけない印象を受けました。
鹿島も昨夜のCWCの準々決勝でグアダラハラに勝ったようにかなり高いレベルを維持しています。
この状況でJ1で上位に入るのも簡単なことではありませんが、来年は取り敢えずACL圏内を目指し、イニエスタが在籍中には優勝してもらいたいものです。