ヴィッセル神戸のホーム開幕戦をノエビアスタジアムで観戦してきました。
昨年度も同じカードを観戦しましたが、今年はヴィッセルにビジャが加わりWカップチャンピョン4人(イニエスタ、ビジャ、ポドルスキ、トーレス)が出場する豪華な試合となりました。
これからはキャッシュレスの時代ということで、ノエビアスタジアムでは今年から現金は全く使えなくなりました。
スタジアム内でビールなど買ってクレジットカードで払いましたが、スマホで処理するタイプだったので現金の時よりも時間がかかりました。
昨年より購入するための列も長くなっており、今後改善して欲しいと思います。
試合ですが、ヴィッセルは前節セレッソ戦は左に張っていたビジャがトップに、右にポドルスキ、左に古橋、トップ下にイニエスタ、山口蛍と三田のダブルボランチという形でした。
また、新たに獲得したダンクレーというブラジル人選手がCBに入りました。
先週同様ビジャの動くがよく前半からチャンスを作っていきます。
山口蛍の浮き球の縦パスからビジャのダイレクトシュート、ダンクレーのグラウンダーのパスからのバーにあてたビジャのシュート、ビジャの落としからの古橋のサイドネットへのシュートなど決定機を作りましたが決めきれず、前半はスコアレスで終わります。
迎えた後半立ち上がりの9分、山口蛍の縦パスが相手DFにあたってこぼれるところをビジャがGKとの一対一を制して落ち着いて決めて来日初得点、ヴィッセルが先制します。
サガンは金崎が個人技で何度か突破しますが、トーレスは孤立気味で中々ボールが来ずあまりチャンスが作れません。
ヴィッセルはその後も攻めましたが得点は生まれず、1-0でヴィッセルが勝ちました。
全体としてはやはりビジャを真ん中に配置したのが大きかったと思います。常に裏を狙う動き出し、周り使う意識も高く、ボールを取られた後の守備もきちんと行うという素晴らしいパフォーマンスでした。
イニエスタはボールをキープし、リズムを変え、決定的なパスも出すという相変わらずの働き、古橋も前線で良く動きアクセントになっていました。
ただ、右サイドのポドルスキは攻撃への絡みが少なく、攻撃面ではこれが課題だと思います。
中盤は2ボランチでしたが山口蛍が下がり目で守備のみならずDFからのパスの引き出し、ちらしなど存在感を発揮していました。
彼はやはりこのポジションがよいと思います。
三田のその前方で良く動きパスを繋いでいました。
このコンビは非常に良いと思います。
DFでは新加入のダンクレーが前への持ち出しや縦へのフィードを何度か見せ、センスを感じさせるパフォーマンスでした。これまでヴィッセルのCBのパスはサイドバックやボランチに預けるだけだったので、ポゼッションサッカーの質の向上が期待できます。
出来ればもう1-2点取って欲しかったですが、まずは満足な結果でした。
今後さらに連携を深めてチーム力を向上させてもらいたいと思います。