イニエスタが7月1日のコンサドーレ札幌戦を最後にヴィッセルを退団することが発表されてから初めての試合を見にノエスタに行ってきました。
ヴィッセルのスタメンは2週間前の広島戦と全く同じで、GK前川、DF初瀬、山川、トゥーレル、本多、MF山口、斎藤、佐々木、FW武藤、大迫、汰木です。
迎えた20分、汰木が左サイドで長友に勝負を挑み突破してセンタリング、ニアの大迫の裏から入った武藤が見事な右足アウトサイドのボレーシュートを決めて先制します。
その後も攻めるヴィッセルですが大迫、斎藤のシュートはGKのビッグセーブに会い追加点を奪えません。
しかし、前半終了間際にGKのキックをカットした初瀬が武藤とのワンツーで右サイドを突破してセンタリングを送り、中で大迫がお洒落なバックヒールで2-0、更にその大迫の見事なスルーパスから武藤がGKとの1対1を制して3^0とします。
FC東京にポストをたたくシュートを1本打たれましたが、その他はチャンスを作らせずほぼ完璧な内容で前半を終了します。
後半立ち上がりは少しペースを落としながらも試合をコントロールしていたヴィッセルですが、14分にFKからハンドで不運なPKをとられて3-1とされます。
ここから勢いの出たFC東京の時間となります。
FC東京は長身FWを入れてロングボールを多用、またヴィッセルは山川が負傷交代したことで空中戦でも劣勢で押し込まれていきます。
40分にはセンタリングのブロックに入った汰木がハンドを取られて、PKを再度決められて1点差にされてしまいます。
最後はCKで時間稼ぎをしながら何とか逃げ切れました。
前半で3-0となった時は後半イニエスタの出番もあるかと思いましたが、最終的にはきわどい試合となり、イニエスタのプレイを見ることは出来ませんでした。
暑かったとはいえ後半の運動量が落ちたことは不安材料です。
これまで堅守を支えてきた山川選手の負傷も心配です。
メンバーを固定してきたので夏場の疲労は懸念材料です。
うまくローテーションしながら主力のコンディションを落とさないように戦っていきたいところです。