今シーズン2度目のノエスタでの観戦、アルビレックス新潟戦です。
例年桜の咲くこの時期に行くのですが、今年は少し葉桜になっていました。
快晴で春休み最後の日曜日ということもあり、多くのサポーターが訪れていました。
首位を走る好調ヴィッセルはここ最近の鉄板スタメン、GK前川、DFは酒井、山川、本多、初瀬、MFはボランチ斎藤で山口と井出、FWは武藤、大迫、汰木です。
前半は前から積極的にプレスをかける新潟がポゼッションでも上回り主導権を握ります。
ヴィッセルにビルドアップを許さず、ボールを奪えば丁寧にパスを繋いでチャンスをうかがいます。
ただ、最後の局面でのクオリティに問題があり、決定期は作れません。
ヴィッセルは相手のプレスに苦しみ、前線にボールが繋げません。
終了間際の大迫から繋いだ武藤のシュートが唯一といえるチャンスでした。
迎えた後半、ヴィッセルは前からプレスをかけるようになり、主導権を握ります。
汰木、武藤が決定的なシュートを打ちますが、相手GKの好守に阻まれます。
アルビレックスもカウンターを仕掛けますが、ヴィッセルは冷静に対応して決定機を作らせません。
ヴィッセルは残り10分で武藤を下げてイニエスタを投入して勝負に出ます。
4分のロスタイムの最後のプレイ、ヘディングを競った大迫からのボールで交代出場のパトリッキが抜け出してGKとの1対1を制してゴール、スタジアムは爆発したのですが・・・
長いVAR検証の末に大迫が戻りオフサイドでノーゴール、熱戦は引き分けに終わりました。
勝てなかったのは残念ですが、最後まで手に汗握る好ゲームで十分に楽しめました。
アルビレックスもビッグネームはいないですが、統制のとれた好チームでした。
今年のヴィッセルは守備が固く、大崩れはしないチームになっています。
ただ、今日のように相手の守備が固く、拮抗した試合の時にどのように点を取っていくのかがポイントです。
今日もイニエスタの投入はもう10分早くても良かったと思います。
イニエスタやサンペールなど違いを生む出せる選手の使い方が今後のカギになるでしょう。