NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

行政書士試験を受験するに至った理由

私が行政書士試験の勉強を始めたのは2年少し前、2022年の1月からです。

定年も迫る中で何か学び直しをしようと考えていました。

法学部卒なのに大学卒業後はほとんど法律の勉強などしてこなかったこと、ただ退職して組織を離れることに備えて改めて法律の知識をアップデイトした方がよいと考え、法律の勉強をすることにしました。

 

では、どのように勉強するかですが、憲法、民放、商法、行政法が範囲の行政書士の勉強をすることにしました。

その時はあくまでも便宜上行政書士を選んだだけで、かなり難しい試験と聞いていたので受験までは真剣に考えていませんでした。

 

社会人としての経験を積み、仕事もしてきた後の法律の勉強は大学時代より楽しく感じました。

社会情勢や仕事での問題など法律的に考えるとまた違った側面が見えてくることが解りました。

いつまで続くかと思って始めた勉強ですが、意外と面白くて続いたので1年目の2022年11月に試験を受けてみることにしました。

行政書士試験合格には一般的に600-1000時間の勉強が必要と言われています。

仕事をしながらの勉強、且つ年齢的にも記憶力が著しく衰えている状況だったので勉強量が全く足りず合格できませんでした。

 

しかし、思ったよりも点数がとれていたのでもう一年頑張ってみることにして、翌2023年11月の試験で合格することが出来ました。

法律の勉強は毎日コツコツやることが重要ということだったので、30分でもなるべく欠かさず勉強したのが最大の勝因だったと思っています。

北野天満宮の梅苑を見に京都に行ってきました(2024年2月24~25日)

久しぶりに一泊二日で京都に行ってきました。

今回の主な目的は北野天満宮の梅苑見物です。

これまで桜と違って梅の花をあまり見に行くことはありませんでしたが、岡本公園などで見てその美しさに気づいたので行くことにしました。

 

日曜日は雨予報だったので、25日土曜日に北野天満宮を訪れました。

北野天満宮

梅苑に入るためには1200円かかりますが、その価値は十分にありました。

見事な梅林

岡本の梅林よりもかなり広く、色々な種類の梅の木が植えてありました。

インバウンド含めて多くの観光客が訪れていました。

ちょうど国公立大学前期試験の日だったので、合格祈願の人も多かったと思います。

 

翌日は一日雨だったので無理はせず、まずはホテルから近い豊国神社を初めて訪れてみました。

豊国神社

ここは豊臣秀吉を祀る豊国神社の総本山ということですが、雨のためか観光客はあまりいませんでした。

 

その後は三十三間堂へ回りました。

三十三間堂

ここはあまりに有名な千躰千手観音立像が解りやすいためか、多くのインバウンド観光客が訪れていました。

私たちも久しぶりに訪れましたが、やはりその荘厳な雰囲気に圧倒されました。

 

久しぶりの京都はあいにく天気に恵まれませんでしたが、それでも楽しくすごすことができました。

暖かくなったらまた訪れたいと思います。

行政書士試験に合格しました

2023年11月に行われた行政書士試験に合格し、本日合格証が届きました。

総務大臣兵庫県知事の名前が入った立派なものでした。

合格証

2年前に法律の勉強を改めてしようと思い、行政書士試験のテキストを手にしたのが始まりでした。

当初は試験には受かるはずがないと思っていたので、勉強するだけのつもりでした。

しかし、せっかく勉強したのだからと1年目に受けたところ、もう少し頑張ればという感じだったので昨年2度目の挑戦をし、合格することが出来ました。

その辺の経緯は改めて書き残しておきたいと思います。

岡本公園(岡本梅林)に梅の花を見に行きました(2023年2月10日)

三連休の初日は天気も良く、昼から気温が上がってきたので、昨年に引き続き岡本公園に梅の花見に行きました。

岡本はかなり昔から梅の木がかなり広範囲に植えられていてそうです(秀吉が見物に来たという説もあるとのこと)。

戦争などで焼失してしまったのですが、その後かつての梅林の一部に梅の木を植えて岡本公園としたそうです。

 

少し早いかなと思いましたが、全体で6-7分咲きという感じでした。

このはかなり咲いています

梅の木は色々な種類や色があるので、満開に近いものもあれば、まだ蕾のままのものもあります。

この木はほぼ満開

斜面に植えてあるので、登りながら色々な種類の梅を楽しむことができます。

海まで臨める景色もきれい

この日は訪れる人もそれ程多くなかったので、ゆっくりと散策を楽しめ、豊かな時を過ごすことができました。

水仙の花も咲いていました

 

六甲の洋食店「山猫軒」が閉店してしまいました(2024年2月4日)

六甲の山手幹線沿いで人気だった洋食店「山猫軒」の前を今日通ったら、何と閉店のお知らせの張り紙がありました。

山猫軒閉店

阪急六甲駅、JR六甲道駅から歩いて10分ほどのロケーションですが、ランチ時はよく行列ができる人気店でした。

つい2週間ほど前にランチ時に通った時にも、数人の人が待っていました。

 

我が家では最近は行っていませんでしたが、子供が小学生くらいまではたまに行っていました。

大きなエビフライの定食が子供の大好物でした。

また、店主の方が手品を見せてくれて、子供がすごく喜んでいたのを思い出します。

コロナの時はお弁当のテイクアウトをやっていて、たまに利用していました。

洋食の豪華なお弁当が1200円くらいで、家でみんなで喜んで食べた記憶があります。

 

このお店はファンも多かったので、今回の閉店の発表はショックを受けた方も多いと思います。

ただ、店主の方の体調の問題なので致し方ないところです。

閉店のお知らせの文面にも店主の方の無念さが表れています。

養生して、是非体調を回復していただきたいと切に願っています。

 

私も昨年還暦を迎えたので、今回の閉店は身につまされる感じがします。

改めて心身の健康を第一に頑張っていきたいと思いました。

 

今週の農園日記(2023年1月28日)

2週間ぶりに農園に行って農作業をしました。

今週はこの冬最大の寒波が来てかなり寒い日がありましたが、週末は寒さも少し緩みました。

この時期は、雑草取りや水やりの必要があまりないので、2週間に一度くらいの訪問になります。

 

この日はまずハクサイとダイコンを収穫しました。

ハクサイは上の部分をひもで結んで寒さに堪えられるようにしています、

この時期のハクサイの状態

これで2月末くらいまでは畑においておくことができます。

 

後は空いている畝に堆肥を入れて耕しました。

春の種蒔き、植え付けに向けて準備を始めたという感じです。

大宰府・佐賀旅行(2024年1月19日~20日)

今年は長女が大学受験のため、合格祈願に大宰府天満宮にお詣りに行くことにしました。

せっかく九州に行くので一泊して初めて佐賀県も訪ねることにしました。

どこに行くか迷いましたが、歴史好きでもあるので吉野ケ里遺跡と旧鍋島藩ゆかりの施設がある佐賀市に行くことに決めました。

 

一日目は博多まで新幹線で行った後、バスで大宰府に行きました。

バスは合格祈願の受験生やインバウンドの観光客もいて、ほぼ満員でした。

40分程で太宰被天満宮に到着です。

既に梅の花が咲き始めています

修学旅行の学生が沢山いましたが、共通テストのすぐ後のためか、受験生本人と思われる学生もかなり訪れていました。

金曜日でしたが混んでいました

私も長女の合格祈願をしました。

 

その後電車を乗り継いで吉野ヶ里公園駅まで行き、吉野ケ里遺跡を散策しました。

ここは広大な敷地に弥生時代の竪穴式住居や物見櫓などが多数復元されています。

竪穴式住居

エリアが「まつりごとの場所」「生活の場所」「支配者の場所」などに分かれており、各々に住居などが復元してあるため、全部丁寧に見て回るためには3時間くらいはかかりそうです。

私は15時についたので、閉演まで2時間弱で回りました。

一番奥にはこの施設で最も見ごたえのある、北墳丘墓があります。

ここは歴代王の墓があった場所で、墓の断面や棺替わりの甕は発掘されたまま展示されているということです。

北墳丘墓の中

非常に貴重な展示だと思いました。

訪れている人はそれ程多くありませんでしたが、ここまでもインバウンド観光客がかなりいたことに驚きました。

 

この日は佐賀のホテルに宿泊し、翌日は佐賀市内を回りました。

幕末最も先進的だったと言われる鍋島藩があり、また大隈重信など維新直後に活躍した人を輩出した場所なので、楽しみにしていました。

 

まずは大隈重信記念館に行きました。

ここは大隈重信の功績を展示した記念館が生家に隣接して設けられています。

大隈重信の生家

大隈重信の生家当時の武士階級の家が残っている貴重なものだということです。

早稲田大学の設立者ということで、ここも受験生が沢山訪れるようです。

 

次に訪れたのは佐賀城本丸歴史館です。

ここは佐賀城本丸御殿を復元して鍋島藩の業績などを展示しています。

天守などは残っていませんが、鯱の門は1838年の姿をとどめています。

鯱の門

本丸御殿も45mの畳敷き廊下や320畳の大広間が復元されています。

320畳の大広間

また館内の展示も日本で初めて鉄製の大砲を製造し、戊辰戦争で政府軍勝利に貢献した鍋島藩の進歩的な取り組みが紹介されていて興味深いものでした。

インバウンドも含めて観光客も一定数訪れていましたが、驚いたのはこの施設が入場料が無料だということです。

私は少し寄付してきましたが、入場料をとる価値のある施設だと思いました。

 

最後は佐賀市歴史民族館です。

ここは佐賀の歴史的な建造物7つが保存、公開されているエリアです。

旧古賀銀行

旧古賀家(古賀銀行の頭取)

ここも入場料は無料でしたが、見ごたえのある建物でした。

 

今回の佐賀市界隈訪問は、佐賀の歴史に触れることができて非常に満足が出来るものでした。

吉野ケ里遺跡も素晴らしかったですし、佐賀市街の歴史的建造物は明治維新の頃に最先端を行っていた佐賀の歴史を感じさせるものでした。

ただ驚いたのは入場料の安さでした。

既に触れた入場料無料の施設以外でも、吉野ケ里遺跡は460円、大隈重信記念館は330円(JAF割引220円で入りました)です。

確かに佐賀は観光におけるキーコンテンツがないのでまずは訪れてもらうことが重要なのかもしれません。

しかし、インバウンドの観光客も来ているようなので、マネタイズの方策を考えた方がよいのではと思いました。