例年通り、西宮神社に初詣に行ってきました。
十日戎の時は激混みなので、毎年その後の週末に行っています。
私たちが昼過ぎに着いたときには、ちょうど初詣ツアーのバスが2台到着しました。
しかし、神社の中はそれ程混雑していませんでした。
いつものように福笹を買って帰りました。
今年も良い年でありますように。
この正月は子供が受験のため帰省しなかったので特にすることもなく、1月3日から映画を観に行くことにしました。
役所広司さんがカンヌ映画祭で賞をとった、ヴィム・ヴェンダース監督の「Perfect Days」です。
ヴェンダース作品らしく、映画は公衆トイレ清掃人平山の日常生活を描いて淡々と進みます。
最初の1時間くらいは、ほとんど日常生活の描写のみで特に事件は起りません。
最後に事件というより出来事という感じの事がいくつか起こりますが、それでも平山の生活に目に見える変化は起きません。
最後は「えっ、ここで終わり」という感じでエンディングとなります。
率直な感想としてはなぜ平山が今のような暮らしをするようになったのか、について多少の説明があっても良いのではないかと思いました。
それでも、決して一般的な意味で恵まれた人生とは言えないけれども、日常をルーティーンのように淡々と生き、周囲の人間とも良い距離で関わり、良い影響を与えながら生きていく平山の人生はとても魅力的に見えました。
それは私が年を取ったからかもしれないし、或いは時代の空気がそうさせているのかもしれません。
前評判通りの良い映画でした。
今年最後の農園に行ってきました。
一時の寒さがだいぶ緩んで、農作業をしていてもつらくない気温でした。
秋に種を蒔いたホウレンソウとカブはこの日が最後の収穫です。
後はハクサイとダイコンを収穫しました。
今年の秋は気温が高く、カブなどうまく発芽して育たなかった作物もありますが、ポットで苗を育てたハクサイは良く育ちました。
しばらくはハクサイとダイコンを収穫が主な仕事になります。
また、今年は一昨年に続いてスナップエンドウも撒きました。
このくらいの大きさで冬を越して、春になったら大きくなり、5月くらいから収穫です。
こちらももう上映は終わりに近づいている「ナポレオン」を見てきました。
我々世代には「ブレードランナー」「ブラックレイン」「グラデュエイター」で懐かしいリドリー・スコット監督の作品です。
既に話題になっていますが、やはり戦闘シーンの映像の迫力は素晴らしく、流石リドリー・スコット監督と思いました。
アウステルリッツの戦いやワーテルローの戦いの場面は引き込まれてしまいました。
こういった映像はやはり映画館で観る価値があります。
映像が素晴らしいゆえに、どうしても戦争の悲惨さ、愚かさを考えてしまいます。
ウクライナやパレスチナで現在進行形で戦争が行われているからこそ、そのように感じたのかもしれません。
また、戴冠式の場面は、まさにルーブル美術館に展示してあるダヴィッドの「ナポレオン一世の戴冠と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」の絵画からそのまま抜き出したようでした。
豪華絢爛に描かれていました。。
一方、人物の描き方は今一つという印象でした。
ナポレオンのカリスマ性はあまり感じられず、また天才的な軍事戦略家という面は十分に描かれている感じはしませんでした。
ジョセフィーヌについても、なぜナポレオンがそこまで彼女の虜になったのか、という点であまり魅力的に描かれている感じはしませんでした。
しかし、全体的には戦争場面を中心に映像は過去のリドリー・スコット映画同様素晴らしく、映画館に観に行って良かったと思いました。
もうすぐ公開も終了というタイミングでようやくゴジラ-1を見に行くことが出来ました。
公開してからかなり経つので小さめのシアターで上映でしたが、ほぼ満席でした。
シニア、若いカップル。ファミリーと幅広い年齢層の人が見に来ていました。
私がゴジラ映画を初めて見たのは小学生の時だったと思います。
しかし、この時は「ゴジラ対キングギドラ」など、ゴジラが人間を守るために宇宙怪獣と戦うというタイプのものでした。
小学生なので怪獣が戦うのを楽しみに親に連れて行ってもらっていました。
私が不朽の名作と言われる1954年公開の「ゴジラ」を見たのは大人になってからです。
白黒で画像は荒いし、もちろん特撮は今とは比べられないですが、それでも特撮映画の金字塔と言われるだけあって、終戦後10年経たずに作られたことを考えるとクオリティは驚くほど高く、また反戦、反核がテーマとなっており、非常に感動したのを覚えています。
今回の「ゴジラマイナスワン」は1954年の「ゴジラ」の前の話になります。
色々なところで言われている通り特撮は本当に素晴らしいのですが、私はストーリー展開に感銘を受けました。
ここでも反戦が大きなテーマになっており、1954年版へのオマージュが感じられました。
アメリカでもヒットしているというのもも頷ける出来でした。
季節外れの暖かさとなったこの週末、土曜日の午前中に農園に行きました。
快晴で農作業を」していると少し汗が出てくるくらいでした。
ハクサイは先週二回目の収穫をしましたが、今週はダイコンの二回目をしました。
これからしばらくはハクサイとダイコンを定期的に収穫し、空いた畝を耕したり堆肥を入れたりすることが仕事になります。
サイクリストの聖地「しまなみ海道」で初めてロードバイクツーリングです。
尾道から一つ目の島、向島まで車で行き、ますは広島焼きで腹ごしらえしてからスタートです。
快晴で寒さもそれ程でもないので、絶好のサイクリング日和です。
橋を渡る前は登りがありますが、それ以外はヒルクライムはあまりないので非常に走りやすいコースです。
途中、大阪の元実業家が建てた耕三寺に立ち寄りました。
寺も立派でしたが、少し登ったところにある大理石庭園の「未来心の丘」は眺望も含めて一度訪れる価値のある場所でした。
この日は55km程走りました。
海辺の奇麗な民宿で夕食も魚中心で大変美味しく非常に満足でした。
翌朝は8時半に出発、全長4kmある最後の来島海峡大橋を渡って四国に入ります。
そこから引き返し、前日と同じルートを通って尾道方面に向かいます。
しまなみ海道はあちこちでレンタサイクルが借りられるようで、本格的なサイクリストだけではなく、家族連れや外国人観光客などもサイクリングを楽しんでいます。
コースの表示なども解りやすく出ていて、非常に走りやすいコースです。
昼食は耕三寺のすぐ近くの「ちどり」さんでたこ天丼を食べました。
訪れた芸能人の写真が沢山貼ってあり、有名店のようです。
そこからはひたすら出発点の向島を目指します。
ヒルクライムはあまりなかったとはいえ、最後はやはりきつかったですが、4時過ぎに到着しました。
この日は95km、二日で150km走りました。
しまなみ海道ははじめてでしたが、走りやすく、コースは全て絶景という感じで魅力あふれるルートでした。
次回はもう少し寄り道しながら走りたいと思います。