もうすぐ公開も終了というタイミングでようやくゴジラ-1を見に行くことが出来ました。
公開してからかなり経つので小さめのシアターで上映でしたが、ほぼ満席でした。
シニア、若いカップル。ファミリーと幅広い年齢層の人が見に来ていました。
私がゴジラ映画を初めて見たのは小学生の時だったと思います。
しかし、この時は「ゴジラ対キングギドラ」など、ゴジラが人間を守るために宇宙怪獣と戦うというタイプのものでした。
小学生なので怪獣が戦うのを楽しみに親に連れて行ってもらっていました。
私が不朽の名作と言われる1954年公開の「ゴジラ」を見たのは大人になってからです。
白黒で画像は荒いし、もちろん特撮は今とは比べられないですが、それでも特撮映画の金字塔と言われるだけあって、終戦後10年経たずに作られたことを考えるとクオリティは驚くほど高く、また反戦、反核がテーマとなっており、非常に感動したのを覚えています。
今回の「ゴジラマイナスワン」は1954年の「ゴジラ」の前の話になります。
色々なところで言われている通り特撮は本当に素晴らしいのですが、私はストーリー展開に感銘を受けました。
ここでも反戦が大きなテーマになっており、1954年版へのオマージュが感じられました。
アメリカでもヒットしているというのもも頷ける出来でした。