NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

今週の農園日記(2023年9月16日)

9月半ばを過ぎても相変わらず35度近い猛暑が続いています。

 

今週も引き続き秋ナス、ピーマン、万願寺トウガラシの収穫をしました。

ダイコンは、芽が出て順調に育っていますが、二週間前に種を蒔いたほうれん草とカブは、やはり暑さと雨が降らないせいか発芽状況が今一つです。

テレビでも一部地域で秋に種を蒔く野菜の生育が心配というニュースをやっていました。

気候変動による農作物の収穫は今後大きな問題だと思います。

 

また、9月18日の二本経済新聞に日本の農業の未来に関する記事が載っていました。

高齢化が進む日本農業ですが、このペースで農業人口が減っていくと2020年に107万戸の農家が2050年には17万戸に減ってしまうそうです。

その結果としてコメは6割減、ダイコンは半減、ほうれん草は消滅してしまうそうです。

私が市民農園で野菜作りを始めたのも、東日本大震災を経験して食料へのアクセスについての危機感からでした。

この記事の中でも東京大学の鈴木宜弘教授が半農、つまり副業としての農業を提言していました。

農業は肉体労働ですが、普通の人なら70歳まで、元気な人なら75歳くらいまで出来ると思います。

例えば定年退職した人が、耕作放棄地を利用して手軽に農業が始められる仕組みがもう少しあっても良いのではないかと思います。