今シーズン3回目のスタジアム観戦は昨年の覇者マリノスとの一戦です。
ファンクラブのサービスで当選し、「試合前選手見送り」に参加しました。
ピッチに出る前の選手を横のブースから見ることが出来ました。
首位の好調ヴィッセルは最近の鉄板メンバー、GK前川、DF酒井、山川、本多、初瀬、MFは山口、斎藤、井出、FWは武藤、大迫、汰木です。
前半はハイプレスをかけるヴィッセルが主導権を握ります。
マリノスGKとDFの連携ミスを突いて汰木が先制、更に汰木の左からのクロスを大迫が頭で合わせて28分で2点をリードします。
しかし、相変わらずの攻撃力を誇るマリノスも反撃、トップのアンデルソン・ロペスにボールが良く収まり、水沼が絡んでチャンスを作ります。
水沼のツーアシストからアンデルソン・ロペスと渡辺に決められて2-2で折り返します。
後半の立ち上がりもヴィッセルがハイプレスで仕掛けますが、マリノスの前線のブラジル人選手のクオリティを生かして盛り返します。
お互いが攻め合う素晴らしい試合が展開されます。
ヴィッセルは武藤、汰木が決定機を迎えますが決めきれません。
このまま引き分けかと思われた82分、右サイドで酒井がボールを奪われ、センタリングにアンデルソン・ロペスに頭で合わされて逆転されてしまいます。
初瀬の左からのセンタリングがマリノスDFの左腕に当たりましたが笛はならず、VARの介入もありません。
家に帰ってから映像で見ましたが、体から離れた腕に当たっており、今のレギュレーションではPKだと思います。
そのままタームアップで2-3でヴィッセルは敗れました。
結果は残念でしたが、お互い一歩も引かずに攻め合う素晴らしいゲームでした。
チャンスの数で見ても引き分けが妥当な結果だったと思います。
昨年の覇者マリノスはやはり強く、間違いなく現在J1で実力NO1だと思います。
昨年の最終戦は同カードでマリノスが優勝を決めましたが、ヴィッセルは全く歯が立ちませんでした。
今回はほぼ互角の試合で、ヴィッセルのチームとしての成長が窺えます。
今後もこのような試合を続けて欲しいと思います。