キャリアコンサルタントの資格更新のため、先日8時間の知識更新講習を修了したので、引き続き技能講習を受講しました。
今回は6時間の講習ですが合計で30時間の受講が義務付けられているので、同様の講習をあと4回受講する必要があります。
知識講習は動画で好きな時に学習するという形でしたが、今回は10:00-17:00でズームでのオンライン講習です。
参加者は20人程度で、最初の講義の後は事例について小グループに分かれてディスカッションをしていくという形でした。
一回目として「中年期以降の転機への支援」を受講しました。
自らが正に該当するテーマになります。
中年期以降は身体的には衰えが始まり、同時に職場での役割の変化が起こったり組織内での有限性を感じ始めたり、更には家庭でも子供の自立や親の介護など、様々な変化が生じます。
こういった変化を受け入れて柔軟に対応できないと心理的な危機の直面し、いわゆる「中年期の危機」が起こります。
「危機」を「岐路・分かれ目」としてとらえ、その後の人生をよりよくしていくために活用していくことが大切です。
講習では事例を通じてキャリアカウンセラーがそういったケースに対してどのように寄り添ってサポートしていきかを学びました。
私自身がこれから会社の定年を迎え、正に中年期から老年期への変化の時期にあります。
参加者も同年代の方が多く、グループワークなどを通じてみなさん色々悩まれていることも良く解りました。
これまでの人生を振り返り、今後どのように生きていくかを考える必要性を改めて感じました。
私にとってはキャリアコンサルタント資格の更新講習という以上に意味のある時間でした、