NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

旧岩崎邸庭園訪問(2021年12月28日)

年末年始は2年ぶりに横浜の実家に帰省しました。

年が明けてオミクロン型の感染が拡大しそうですが、何とかぎりぎりセーフという感じでした。

 

12月28日の昼前に東京に到着、まずは東京駅地下の「白えび亭」で昼食です。

富山名物白エビが東京で食べられる店で、白エビ、ブリ、ホタルイカが入った「富山スペシャル天丼」をいただきました。

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富山スペシャル天丼

美味でした。

 

その後浅草に行って散策した後、子供の学業お守りを求めに湯島天神に行きました。

お参りした後駅までの道を歩いていると、「旧岩崎邸庭園」の看板があったので行ってみました。

庭園は改装中で見学出来ないと書いてありましたが、邸宅の外観が非常に立派だったので見学することにしました。

 

1896年に岩崎彌太郎の長男で三菱三代目社長の岩崎久彌の邸宅として建てられたそうです。

建物を正面から見ただけでも圧倒され、明治初期に岩崎家が膨大な財を成したことが良く解ります。

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正面から見た洋館

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左の奥が和館

洋館はジョサイア・コンドルというイギリス人による設計で、別棟にはビリヤード場もありました。

建物の中には当時の調度品も展示してあります。

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洋館の中

和館は洋館よりかなり小さいですが、中の作りは非常に立派です。

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和館の中

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三菱のダイヤモンドマーク

当時は1万5000坪の敷地に20棟の建物があったそうですが、今は5000坪に洋館、和館、ビリヤード場の3棟しか残っていないそうです。

 

2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」は渋澤栄一が主人公で、岩崎彌太郎を含めて明治初期の経済人の描写も沢山ありました。

大きな変化の時代に目鼻が効き、実行力もあり、運にも恵まれた人が大きな成功を収めることができたということでしょうか。

それにしても現代とはけた違いなスケールの大きさを感じました。