昨日は東京出張を利用して休暇をとり、上野の東京都美術館で「クルムト展 ウィーンと日本1900」を見てきました。
上野に行くのはいつ以来でしょうか?全く思い出せません。
クリムトの絵を見るのは1998年にウィーンを旅行した時以来なのでかれこれ20年ぶりとなります。
その時はヴェルヴェデーレ宮も行ったので、最も有名な「接吻」や今回展示された「ユディト」なども見ました。
午後一時くらいに美術館につきましたが平日にも関わらずかなり多くの人が来ていました。ただ、鑑賞するのにストレスがかかるような混み方ではありませんでした。
展示はクリムトの作品を中心に、クリムトの兄弟や彼と親交のあった芸術家や1900年あたりのウィーンの芸術家の作品が展示されていました。
列を作って鑑賞していく形でしたが、今回の展示会のメインの作品である「ユディト」と「ヌーダ・ヴェリタス」は余裕のあるスペースで展示してあり、列を作らなくても鑑賞出来ました。
また、原寸大複製ですが「ベートーベン・フリーズ」もかなり広いスペースをとっていました。
クリムトと言えばやはり「接吻」や「ユディト」のイメージでしたが、人物画や風景画、更に生命の円環をテーマにした絵を描いていたことを初めて知りました。
久しぶりに行った美術展でしたが、やはりこのような時間も必要だと痛感しました。