NOMOSANの定年準備日記

50代半ばを過ぎて、定年後を意識して始めた市民農園での野菜作りなど、様々な事柄について気のおもむくままに書いています

「ザ・ビートルズ Get Back」を見ました

ドコモでスマホの機種変更をした際に新しい契約になり、ディズニープラス6か月無料視聴がサービスでついてきました。

そこで、今更ながら「ビートルズ Get Back」を見ました。

これは映画「レット一トビー」の映像を改めて修復・編集してドキュメンタリー映画にしたもので、8時間弱に及ぶ大作です。

3部に分かれていて、3日かけて視聴しました。

 

映画「レットイットビー」を見たのは何十年前だったでしょうか。

最後のルーフトップコンサートはよく覚えていますが、その前のスタジオセッションの部分は良く解らなかったという印象です。

ザ・ビートルズ Get Back」ではこのスタジオセッションの部分をかなり長尺で見せてくれていて、多少冗長ではありますが当時のビートルスの雰囲気が解って非常に興味深かったです。

 

このドキュメンタリではジョージがグループの脱退を宣言し、戻ってくるくだりもしっかり映像に残されています。

また、オノヨーコがセッション中もジョンに常にくっついていて、他のメンバーが多少食傷気味であったこともうかがえます。

ポールとジョージの口論や、メンバー同士の噛み合わない会話なども入っていますが、全体的にはポールが何とかメンバーの心を繋ぎとめようと努力していることが窺えます。

 

「レット一トビー」ではバンド内での不協和音があらわになってしまっているという評価だったと思います。

ザ・ビートルズ Get Back」ではセッションの映像が多いので、不協和の印象が更に高まる部分があるのも事実です。

しかし、今回は4人が何度も演奏を繰り返しながら曲を仕上げていくところ、他愛もないおしゃべりなどがの多くの映像があり、不協和の印象だけではありませんでした。

メンバーの仲の良さや歩んできた歴史も感じられ、非常に興味深く見ることができまた。

確かに何度も同じ曲の演奏があったりで退屈する部分もありますが、ビートルズが好きな人は一度見る価値がある作品だと思います、。