今回は前回の続きで冬野菜について書いてみたいと思います。
冬は夏のように多くの種類の野菜を育てませんが、夏と違って生育した後もしばらく畑に置いておける、つまりすぐに収穫しなくてもよいので長く楽しむことができます。
ナス、ピーマン、万願寺とうがらしなどは秋遅くまで収穫できるので、それらが植えてある以外の場所で育てています。
例年育てるのは主に下記の野菜です。
白菜
ほうれん草
ダイコン
カブ
ミズナ
ほうれん草、ダイコン、カブ、ミズナは9月くらいに畑に直接種をまきます。
ハクサイはポット20個くらいに種をまいて最初は家の2階のベランダで育てます。
10月くらいにある程度大きくなったら畑に植え付けます。
夏野菜の植え付けは一日仕事と書きましたが、冬野菜はそこまでの重労働ではありません。
ハクサイの苗を植え付ける時に不織布の覆いをかけるのが最も手間がかかりますが、夏野菜の時の支柱立てほどではありません。
以前は冬野菜の植え付けの時も家族に手伝ってもらいましたが、最近は一人でやる時もあります。
また、収穫も夏野菜ほど頻繁にしなくてよいのでかなり楽です。12月、1月、2月あたりは二週間に一回しか畑に行かないときもあります。
10月くらいから年内一杯はほうれん草、カブ、ミズナが収穫出来ます。
ダイコン、ハクサイは12月から2月くらいまで順次収穫します。
これで冬の間は野菜がある程度賄える感じです。
最初の年は春に向けてキャベツも植えましたが、キャベツは無農薬で作ると虫がすごくつくので一年で断念してしまいました。
冬は夏ほど多種類の野菜を収穫できませんが
雑草も伸びない
虫もそれ程つかない
水やりの心配もない
育ち過ぎる心配がなく収穫を焦らなくてもよい
などの理由から、落ち着いて野菜作りが出来る感じです。
冬の特に寒い日は畑にいくのがつらいと感じる時があります。
しかし、冬の澄んだ冷たい空気の中で畑仕事をするのは中々気持ちがよいものです。
また、すごく寒い日の朝畑に行くと一面霜がおりていて、息の飲むほどきれいな事があります。
畑仕事には収穫以外にも色々な楽しみがあります。